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エイベックス、VR空間で短尺アニメ制作が可能な「AniCast Maker」を4/16発売

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エイベックス・テクノロジーズ(ATS)は、VR空間で誰でも1人で短尺アニメ制作が可能なツール「AniCast Maker」を、4月16日に発売開始する。価格は2990円(税込)。

エイベックスは、「Entertainment×Tech×Global」を戦略テーマに掲げ、テクノロジーを活用したIP(コンテンツ)の創造を目指している。ATSは、そのミッションのもと、新たなIPの創出を支えるテクノロジーの研究開発に取り組んできた。

その一環として、2019年11月にエクシヴィとAniCast Maker関連技術の特許管理を行う合弁会社として、AniCast RMを設立し、その商用化を進めてきた。

近年、YouTubeやTikTokなどの動画投稿・配信サービスの普及により、様々な分野で個人クリエイター主導のヒットコンテンツが登場し、特に、短尺の映像コンテンツの需要が高まっている。また、TwitterやpixivなどのSNSの普及により、キャラクタービジネスにおいては二次創作の存在感が増している。

こうした動向のもと、ATSは、より多くのユーザーが「短尺の映像コンテンツによる二次創作」という新しい体験ができる環境を整えるべく、Facebookが展開するVRデバイス「Oculus Quest /Oculus Quest 2」向けのアプリケーションとして、AniCast RMから特許ライセンスを、エクシヴィから商標「AniCast」のライセンスを受け、一般向けのAniCast Makerを開発した。

本商品では、VR空間にスタジオを作り、演技、カメラ撮影、舞台設定など、様々な役割を1人で行うことで、最大15秒の短尺アニメを制作できる。発売時は2つのキャラクターモデルと、様々な背景や小道具、モーションなどのアセット(素材)が用意されており、それらを自由に使った短尺アニメ制作が可能。また、制作した映像をSNSにアップロードし、視聴者から反応を得ることもできる。

今後は、著名なゲーム・アニメとのコラボアセット(素材)を追加ダウンロードコンテンツとして配信・販売し、多種多様なIPとのコラボレーションを実現していく。

https://www.youtube.com/watch?v=SbCQ9kq8xGo

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