チケットぴあ店舗「ぴあステーション」「チケットぴあスポット」6/30に運営終了
ぴあは4月9日、チケット販売方法の多様化に伴い、6月30日をもってチケットぴあ店舗(「ぴあステーション」「チケットぴあスポット」)の運営をすべて終了することを決定した。
チケットぴあ店舗は、1984年の「チケットぴあ」スタートと同時にオープンし、以来、多くの加盟店に支えられ、多い時には全国に600店以上のネットワークを展開した。人気チケットの発売時には、前日の夜から店舗前に長い行列ができるなど、多くのエンタテインメントファンに利用され、長きにわたり同社チケットサービスを象徴する存在だった。
しかしながら、チケット販売の中心は、当初の店舗・電話から、次第にインターネットへと変化していき、現在はECサイト「チケットぴあ」をはじめとするインターネットでの販売がその大半を占め、チケットぴあ店舗での販売シェアもごく僅かとなり、その役目を十分に果たしたものと判断したもの。
同社は、「今後は更にインターネット販売を中心に、お客様、ならびに興行主催者の皆様にとって利便性の高いチケットサービスの提供に努めて参りますので、引き続き『チケットぴあ』をご愛顧賜りますようお願い申し上げます」としている。