芸団協CPRA、機関誌『CPRA news』99号を発行 巻頭メッセージは中西健夫氏「“不要不急”から立ち上がるために」
実演家著作隣接権センター(CPRA)は4月9日、機関誌『CPRA news』99号を発行した。
巻頭メッセージは、中西健夫氏(コンサートプロモーターズ協会 会長/ディスクガレージホールディングス グループ代表)。コロナ禍で“不要不急”という部類に入れられてしまったライブ・エンタメ界に向けて、そして公演の再開を待っていてくれるファンへ、力強く語っている。
特集では、「デジタルシフトで新世代のブレイクが続くヒットチャートの最新事情」をテーマに、ビルボード・ジャパンのチャート・ディレクターをつとめる礒崎誠二氏(阪神コンテンツリンク)、EMI Recordsマネージングディレクター 岡田武士氏(ユニバーサル ミュージック)へのインタビューを掲載(文・音楽ジャーナリスト 柴 那典氏)。
このほか、「デジタル技術と著作権管理―パラダイムシフトは起こるのか」をテーマに、ブロックチェーンを用いた実証実験について、水谷英彦氏(JASRAC 企画部情報総合課長)、猪熊宏志氏(NexToneシステムズ 代表取締役社長)に話を訊いた。
また、2020年6月に、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、コンサートプロモーターズ協会の音楽業界3団体が創設した「Music Cross Aid」ライブエンタメ従事者支援基金について、設立の経緯や現在のライブエンタテインメント業界の状況について、金井文幸氏(日本音楽制作者連盟 常務理事)に話を訊いた。