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福岡のライブハウス「Early Believers」経営のアーリー・ビリーバーズ・カンパニーが破産開始決定

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帝国データバンクは、アーリー・ビリーバーズ・カンパニーが4月13日に福岡地裁より破産手続き開始決定を受けたと報じた。負債は約2,900万円。

同社は2004年(平成16年)2月に設立。福岡市中央区天神の親不孝通り付近に位置し、「Early Believers」(ホール面積104平方メートル、収容人数約220人)の屋号で、地元バンドや県外バンドのライブコンサートやイベントなどを行うライブハウスを経営していた。昼間はカフェを展開するほか、スタジオやインディーズレーベルなどの機能を備え、地元では高い知名度を有していた。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、2020年4月から一時休業を余儀なくされていたうえ、1度目の緊急事態宣言の発出により休業の延長を強いられていた。その後、ライブハウスの営業は再開したものの、新型コロナの影響でライブやイベントの中止、延期が相次ぎ、経営環境は悪化。この間、コロナ関連融資を受けるほか、「Early Believers応援Merch」といったライブハウスで使用できるドリンクチケットがセットになったオリジナルTシャツを販売するなど立て直しに努めてきた。

ところが、今年1月に2度目の緊急事態宣言が発出されたことで、再びライブ等の中止や延期が増加し、時短営業も強いられるなど、長期化するコロナ禍によって事業継続の目処が立たなくなり、2021年2月13日をもって閉店。4月6日に福岡地裁へ自己破産を申請していた。

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