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フェイス、20年4月〜21年3月期で特別損失の計上および業績修正を発表

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フェイスは5月12日、2021年3月期決算において、特別損失の計上および2020年11月11日に公表した連結業績予想の修正を発表した。

同社は、オフィスの集約化に伴う子会社の事務所移転費用1億3,500万円および固定資産処分損5,800万円並びに収益性が低下したソフトウェアの減損損失1億3,700万円を特別損失として計上した。

また、2021年3月期 通期連結業績予想数値の修正(2020年4月1日〜2021年3月31日)として、売上高を前回発表200億円から199億9,100万円(前期実績200億9,300万円)、営業利益を前回発表4億3,000万円から7億6,300万円(前期実績3億8,500万円)、経常利益を前回発表5億2,000万円から8億2,100万円(前期実績4億7,100万円)、親会社株主に帰属する当期純利益を前回発表6,000万円から△2,600万円(前期実績△8億8,400万円)とした。

売上高はほぼ予定通りに推移した一方で、営業利益および経常利益は、レーベル事業において利益率の高い作品の売上が増加したことやポイント事業が好調であったこと等により、前回発表予想数値を上回る見込みとなった。親会社株主に帰属する当期純利益は、上記特別損失の計上に伴い、予想を下回る見込みとなった。

期末配当は、2020年5月14日の公表通り1株当たり5円の配当予想より変更はなく、年間配当金は10円となる予定だ。