エイベックス、20年4月〜21年3月期は営業損失62.7億円
エイベックスは5月13日、2021年3月期の連結業績(2020年4月1日〜2021年3月31日)を発表した。
売上高は815億2,700万円(前年度比39.8%減)、営業損失は62億7,800万円(前年同期は営業利益40億3,300万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は、固定資産の売却による特別利益の計上等により128億3,100万円(前年度は親会社株主に帰属する当期純損失11億200万円)となった。
音楽事業は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、ライヴ・イベントの開催を自粛していること等により、売上高は503億4,900万円(前年度比49.1%減)、営業損失は27億7,200万円(前年度は営業利益21億3,600万円)となった。
アニメ・映像事業は、アニメ・映像パッケージ作品の販売数やイベント関連の売上が減少したこと等により、売上高は120億9,500万円(前年度比14.5%減)、営業損失は2億1,900万円(前年度は営業利益11億100万円)となった。
デジタル・プラットフォーム事業は、Eコマース及び映像配信の売上が減少したこと等により、売上高は261億800万円(前年度比26.7%減)、営業損失は8億9,800万円(前年度は営業利益27億6,300万円)となった。
テクノロジー事業の売上高は18億7,900万円(前年度比2.5%増)、営業損失は16億2,400万円(前年度は営業損失10億7,300万円)となった。
その他の売上高は44億8,200万円(前年度比15.6%増)、営業損失は8億100万円(前年度は営業損失9億600万円)となった。
連結業績予想については、営業利益10億円、親会社株主に帰属する当期純利益0億円を見込む。