BOOKOFFのアナログレコード取扱い店舗が拡大、中高年をはじめ若者からの需要が急増

ブックオフグループホールディングスは、リユースショップ「BOOKOFF」等を運営する、子会社のブックオフコーポレーションが、2020年4月よりアナログレコード（以下、レコード）の取扱いを本格的に開始し、2021年4月末時点の取扱い店舗は150店、在庫点数25万点と拡大したと発表した。

CD、音楽配信サービスの普及により低迷していたレコードだが、生産枚数はこの10年間で約12倍に増え、シングル・アルバムをレコードで発売するアーティストも相次ぐなど、人気が再燃している。

近年、「シティポップ」と呼ばれる日本の70～80年代の音楽が再評価され、その洋楽的センスあふれる作品が、往年のファンだけでなく、若い世代からもファッション性とコレクション性をあわせ持つアイテムとして注目を集めている。

ブックオフでは、東京のBOOKOFF SUPER BAZAAR町田中央通り店が、2016年から取扱いを開始。かつてレコードを親しんでいたシニア世代をはじめ、20代～30代のユーザーからも好評を博し、「取扱い店舗を増やしてほしい」というリクエストが多数あったため、このニーズに応えるべく、2020年4月より取扱い店舗の拡大を進めている。

レコードの取扱い店舗では、自宅ですぐに楽しめるようにプレーヤーも併売。リーズナブルな価格（税込110円～）のレコードも豊富に販売しており、初めてレコードを手に取るユーザーが親しみやすい売場を提供しているとのこと。

ブックオフコーポレーション 商品部ソフトグループレコード担当 岩崎敏克氏コメント

レコードは、フィジカルで楽しめるのが良いところです。ブックレットや歌詞カードを見て作品への理解を深めたり、おしゃれなジャケットのレコードをコレクションしたりといった楽しみ方は、ダウンロードコンテンツにはありません。聴くときにレコードをそっと取り出して、針を落とす……という動作も、とてもいいですよね。BOOKOFFでは手頃な価格でレコードを購入していただけるので、その日の気分でジャケ買いするのもおすすめですよ。
往年の名盤・レア盤といった掘り出し物も見つかるかもしれません。
宝探しをするような気分で、ぜひご来店ください。