ソニー音楽財団 子ども音楽基金、第3回(2022年度)募集を開始 音楽を通じた教育活動に最大300万円を助成
ソニー音楽財団は、音楽を通じた教育活動に取り組んでいる団体の活動に助成をする「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」の第3回(2022年度)募集を6月1日より開始する。
「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」は、感性豊かな子どもたちが音楽芸術に触れることで、感動する心を育てることを目的とした助成事業。地域・環境・経済状況に左右されることなく音楽に触れることのできる社会であることを目指し、2019年に設立した。これはSDGs(持続可能な開発目標/Sustainable Development Goals)で掲げられた「2030年までに世界が達成すべき17の目標」のうちの4番目の目標である「質の高い教育をみんなに」にも通じるものだ。
同基金では、これまでにジュニア・オーケストラや吹奏楽団の運営、児童福祉施設での楽器教室の開催、アウトリーチ事業、楽器体験・コンサート鑑賞の提供など、様々な音楽を通した教育活動を支援し、合計2,781万3,143円(延べ53団体/新型コロナウイルス被害支援含む)の助成を行った。
採択団体のなかには、コロナ禍の影響により活動計画の変更を余儀なくされている事態が生じているが、本来の目的が達成されるよう、活動対象期間を最大1年間延長することが可能となる特別措置を講じている。
なお、本日6月1日よりYouTubeチャンネルを開設し、当基金の概要を動画で視聴できる。
ソニーグループおよびソニー音楽財団は、「次世代のための教育支援活動および子どもたちの多様な体験機会を提供する取り組みを行い、すべての子どもたちが等しく感性豊かな心を育むことのできる環境づくりに寄与すべく活動してまいります」としている。
水野 道訓 氏(公益財団法人ソニー音楽財団理事長)コメント
昨年度も多くの皆様よりご応募をいただき御礼申し上げます。どの団体の皆様も依然として続くコロナ禍での活動に苦慮されながらも、子どもを取り巻く社会課題の解決に“音楽”を用いられ、日々尽力されているご様子に、心より敬意を表します。当基金では、一人でも多くの子どもたちが音楽に触れることのできる社会の実現に向け支援を行ってまいります。第3回募集におきましても、皆様からの積極的なご応募をお待ちしております。