エイベックス提供のNFT事業基盤「A trust」が音楽専門NFTマーケットプレイス「The NFT Records」に採用
エイベックス・テクノロジーズ(ATS)が提供するNFT事業基盤「A trust」が、クレイオが運営する音楽専門NFTマーケットプレイス「The NFT Recordsに採用された。
昨今、NFTを活用したデジタルアートが数十億円で落札されるなど、デジタルコンテンツの新たな市場が世界中で急拡大しているが、急拡大しているNFTの市場は、その多くが投機性が高く暗号通貨で取引されていることから、IPホルダーが提供するデジタルコンテンツを楽しみたいファンの参入障壁となっていたり、IPホルダーが許諾していないNFTが勝手に流通したりといった課題も散見される。
A trustは、ブロックチェーン技術を活用してデジタルコンテンツに証明書を付与し、真正性を持たせるATSが開発したNFT事業基盤。4月13日に試験運用を開始した正規のIPホルダーが保有するデジタルコンテンツの著作権等の情報を一元管理する次世代型著作権流通システム「AssetBank」とA trustを連携させることで、IPのファンが、著作権等が侵害されていない正規のデジタルコンテンツを、法定通貨で安心・手軽に購入できる仕組みを構築している。
The NFT Recordsは、数量限定のデジタル音源およびアーティストのデジタルグッズ(アーティスト写真、ライヴ映像・メッセージ等の動画、アートワーク等)などを購入できる音楽専門のNFTマーケットプレイス。
今回、The NFT Records上で音楽レーベルやアーティストが販売する数量限定のデジタル音源やファングッズといった限定デジタル商品の真正性を証明する仕組みとしてA trustが採用された。これにより、多くのファンが安心・手軽に正規の限定デジタル商品を購入することができるようになる。