SXSW2022、カンファレンススピーカーや出演アーティストの募集を開始
毎年3月に米国テキサス州オースティンにて開催される世界最大級の複合フェスティバルSXSW(サウスバイサウスウエスト)では、2022年のシーズンに向けてPanelPickerのプログラミング提案と、Music Festivalの出演アーティストの応募受付を開始した。Film Festivalへの出品作品の応募受付は8月24日にオープン予定(全てオースティン現地時間)。
SXSWの大きな特長として、SXSWコミュニティによるオープンな提案と投票プロセスを通じて、カンファレンスセッションのスピーカーを一般から広く募集するオンライン公募システム「PanelPicker」がある。SXSW2022に向けたPanekPickerでは、6月29日〜7月22日までプログラミング提案を受け付けており、その後8月10日〜26日までのCommunity Voting期間中に投票が行われる。
2022年のSXSWカンファレンスでは15のプログラムトラックが用意されており、各トラックでは大まかなテーマの中から特定の要素に焦点を当てたセッションが行われ、初心者レベルから上級者レベルまで幅広く対象としている。2022年のトラックは以下の通り。
- 2050
- Advertising & Brand Experience
- Civic Engagement
- Climate Change
- Culture
- Design
- Film & TV Industry
- Future of Music
- Game Industry
- Health & MedTech
- Making Film & Episodics
- Media Industry
- Startups
- Tech Industry
- Transportation
SXSW Music Festivalでは、2022年の出演アーティストの募集を開始した。世界中のアーティスト、業界関係者、インフルエンサー、音楽愛好家が一堂に会し、伝説的なパフォーマーやエキサイティングな新しい才能のショーケースを見ながら、人脈を広げ、キャリアを高め、ライブミュージックの魅力を讃える場となっている。応募期間は10月7日まで。早めに申し込むと応募料金が割引となる。
また、SXSW Film Festivalでは、8月24日から10月19日まで、長編映画、短編映画、エピソード、ミュージックビデオ、XRプロジェクト等の作品応募を受け付ける。
その他にも、SXSW Innovation Awardsへのデジタルクリエイティブ作品の募集、SXSW Pitchへの独創的なスタートアップ企業の募集も開始した。