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USEN、福岡県中間市内全10校の小中学校に校歌が流れるオリジナルチャイムを制作 新型コロナ対策のコメント放送も

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USENは、福岡県中間市教育委員会協力のもと福岡県中間市にある全10校の小中学校に、USENで制作したオリジナルチャイムや新型コロナウイルス感染拡大対策コメント放送を提供する。

今回の取り組みは、音楽の授業以外で「何故、学校には音楽が無いのか?」そんな疑問からはじまった。学ぶという場である学校が、どんな音楽を必要とするのか両者で検討した結果、校歌のサビの部分を抜粋し、授業の切り替え時のチャイムとして放送することになった。

さらに、休憩時間中のBGMと最も親しみある音楽をチャイムにすることで学校環境が向上するのか、大学教授のアドバイスに基づき集約したアンケートによる研究・調査を実施した結果、行動力、自主性に大きな変化があらわれた。

今後も、学校のメロディチャイムや音楽BGMがどのように学校生活や教育に影響するか研究を重ね、USENでは音楽×教育を福岡県の事例をモデルケースに全国に広めることを検討しているとのこと。

小松正史氏(環境音楽家・音育家・博士/京都精華大学メディア表現学部教授)コメント

学校空間は画一的で平板になりがちです。チャイムや BGM といった音楽的な要素をほどよく加えることで、無機質な状態が鮮やかで豊かな印象になることが、このたびの現場の実証実験によって明らかになりました。そうした音楽の効力を活用した学校空間の環境づくりの実現に向けて、USEN と共同で取り組んでいます。

片平慎一氏(福岡県中間市教育委員会 教育長)コメント

「ケガやトラブルの発生が減 今後も音楽で心の支援に取り組む学校教育を」
コロナ禍という状況で、校歌すら皆で歌えないこの時期に、先を見据えた教育とは何だろうかと考えました。掃除や登校のチャイムの重要性に着目し、校歌が流れるものをオリジナルでつくることで、皆がそっと口ずさめるとともに、心の安定につながると考えました。結果、日常的に校歌を口ずさむ児童生徒が増え、愛校心の素地も培われていると感じています。また、驚いたことに児童生徒の言動に落ち着きがみられるようになり、ケガをする児童生徒が2割程度減ったことも大きな効果だと思っています。

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