WOWOW、21年4月〜6月期は赤字転落
WOWOWは7月30日、2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日〜2021年6月30日)を発表した。
当第1四半期連結累計期間における同社グループの業績は、有料放送収入は減少したが、テレマーケティング業務等その他収入の増加により、売上高は199億6,800万円と前年同期に比べ3億2,800万円(1.7%)の増収となった。一方、費用面で、サッカー等大型スポーツコンテンツの戦略的な投下により番組費が増加したため、営業損失は4億1,800万円(前年同期は営業利益42億6,200万円)、経常損失は3億2,200万円(前年同期は経常利益44億800万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億8,500万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益30億6,500万円)となった。
放送事業では、有料放送収入が減少したこと等により、売上高は186億1,900万円と前年同期に比べ1億3,200万円(△0.7%)の減収、また、費用面で、サッカー等大型スポーツコンテンツの戦略的な投下により番組費が増加したため、セグメント損失は6億1,700万円(前年同期はセグメント利益42億9,100万円)となった。
テレマーケティング事業では、外部顧客からのテレマーケティング業務等外部売上が増加したことにより、売上高は24億4,300万円と前年同期に比べ4億700万円(20.0%)の増収となり、セグメント利益は1億9,900万円(前年同期はセグメント損失2,800万円)となった。
連結業績予想は5月14日に公表したものを据え置いた。