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スペシャ、21年4月〜6月期は黒字回復 売上高は19%増

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スペースシャワーネットワーク

スペースシャワーネットワークは7月30日、2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日〜2021年6月30日)を発表した。

当第1四半期連結累計期間について、売上高は31億8,570万円と前年同期比5億963万円増(同19.0%増)となった。また、営業損益は営業利益1,459万円と前年同期比1億4,993万円増(前年同期は営業損失1億3,534万円)、経常損益は経常利益1億7,062万円と前年同期比3億445万円増(前年同期は経常損失1億3,383万円)、親会社株主に帰属する四半期純損益は親会社株主に帰属する四半期純利益1億2,293万円と前年同期比2億2,351万円増(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億58万円)の増収増益となった。

メディア・コンテンツ セグメントについて、メディア事業は、有料放送収入が減少したことにより、前年同期比で減収減益となった。レーベル・ディストリビューション事業は、デジタル音楽配信売上が増加したものの、前年度に大型のパッケージ商品のリリースがあったことの反動により、パッケージ販売売上が大きく減少し、前年同期比で減収減益となった。イベント・コンテンツプロデュース事業は、ライブイベントの集客が緩和されたことで、イベント収入が増加したことや、配信用映像コンテンツの制作売上が増加したこと、さらに、J-LODlive等助成金の収入を獲得したことにより、前年同期比で増収増益となった。アーティストマネジメント事業は、ライブイベントの集客が緩和されたことや、ライブ配信とのハイブリッド開催を行ったことにより、前年同期比で増収増益となった。また、ライブハウス事業及びインフィニアのコンセプトカフェ事業は、店舗営業の規制が緩和したことなどにより、前年同期比で増収増益となった。この結果、同セグメントの売上高は28億3,988万円と前年同期比3億3,470万円増(同13.4%増)となり、セグメント損益(経常損益)はセグメント利益(経常利益)1億5,557万円と前年同期比2億4,822万円増(前年同期はセグメント損失(経常損失)9,264万円)の増収増益となった。

映像制作 セグメントについて、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が緩和し、ライブ収録等の映像制作案件が増加したことなどにより、売上高は3億4,582万円と前年同期比1億7,492万円増(同102.4%増)となり、セグメント損益(経常損益)はセグメント利益(経常利益)2,206万円と前年同期比5,408万円増(前年同期はセグメント損失(経常損失)3,201万円)と、増収増益となった。

連結業績予想は、概ね予想通りに推移しているとして、5月14日に発表したものを据え置いた。