NexTone、21年4月〜6月期は増収増益 売上高は31%増
NexToneは8月6日、2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日〜2021年6月30日)を発表した。
当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は16億9,638万円(前年同期比131.1%)、営業利益は1億4,437万円(前年同期比119.2%)、経常利益は1億4,440万円(前年同期比119.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9,915万円(前年同期比120.1%)となった。
著作権等管理事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けたCD/映像ソフトの発売延期や、イベントにおける録音物利用の減少等の状況は発生したが、放送・有線放送徴収額は、作品の増加や同社管理楽曲の利用割合の向上等により好調に推移した。また、ストリーミング音楽配信市場の拡大と動画配信サービス市場の伸長に加えて、管理楽曲・取扱原盤の獲得も進んだことにより、著作権使用料徴収合計額及びデジタルコンテンツディストリビューション業務の売上が順調に推移した結果、売上高は16億2,872万円(前年同期比128.4%)、セグメント利益は2億9,354万円(前年同期比108.2%)となった。
キャスティング事業は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、イベント・ライブ・コンサート等の開催が延期・中止となった他、映画館の利用制限等により、同事業で取扱いを予定していたライブビューイング案件も実施の見送りや規模縮小を余儀なくされたが、ライブ配信コーディネートや楽曲ブッキング等のコンテンツ利用促進コーディネートが奏功した結果、売上高は4,586万円(前年同期比1,237.7%)、セグメント利益は569万円(前年同期は△740万円)となった。
当第1四半期連結累計期間における連結業績は堅調に推移していることから、連結業績予想は、5月14日発表を据え置いた。