フェイス、21年4月〜6月期は大幅な減収減益で赤字転落
フェイスは8月13日、2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日〜2021年6月30日)を発表した。
同社グループの当第1四半期連結累計期間の業績は、ポイント事業においては前年同期に比べ物販売上が減少し、またレーベル事業の売上も減少したため、売上高は前年同期比36.2%減の34億400万円、営業損失は500万円(前年同期は営業利益5億4,500万円)、経常利益は前年同期比86.2%減の8,500万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は100万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益3億7,400万円)となった。なお、「収益認識に関する会計基準」等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、従前の会計処理と比較して、当第1四半期連結累計期間の売上高は7億8,800万円減少し、営業損失は1,800万円減少し、経常利益及び税金等調整前四半期純利益は1,800万円増加している。
コンテンツ事業は、キャリア公式サイトサービスの売上減少および新型コロナウイルスの対策による店舗の営業短縮等の自粛措置に伴い、売上高は前年同期比22.4%減の5億7,600万円となり、営業損失は前年同期比6.0%減の1億3,600万円となった。なお、「収益認識に関する会計基準」等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、従前の会計処理と比較して、セグメント売上高は1億2,000万円減少しているが、営業損失には影響ない。
ポイント事業は、物販売上および既存加盟店におけるポイント発行が減少したことにより、売上高は、前年同期比85.8%減の1億4,900万円となり、営業利益は、前年同期比58.9%減の4,800万円となった。なお、「収益認識に関する会計基準」等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、従前の会計処理と比較して、セグメント売上高は4億7,800万円減少しているが、営業利益には影響ない。
レーベル事業は、日本コロムビアにおいてアニメ作品、ゲーム作品の売上が前年同期に比べ減少したため、売上高は前年同期比24.3%減の26億7,800万円となり、営業利益は前年同期比85.7%減の8,100万円となった。なお、「収益認識に関する会計基準」等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、従前の会計処理と比較して、セグメント売上高は1億8,900万円減少し、営業利益は1,800万円増加している。
連結業績予想は、5月13日公表を据え置いた。
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