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アミューズ、21年4月〜6月期経常は13.7%減益

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アミューズ

アミューズは8月13日、2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日〜2021年6月30日)を発表した。

同社グループの経営成績は営業収入が前年同期比2.6%増の80億3,400万円、営業利益が同16.7%減の7億9,700万円、経常利益が同13.7%減の7億7,000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同226.8%増の9億7,700万円となった。

前年同四半期に比べ、コンサートや舞台・公演等の実施が増加したことにより、営業収入は増収となったが、収益認識会計基準等の適用に伴う前受分に相当するファンクラブ収入の繰り延べやCD等音楽パッケージ作品の発売が減少したことにより、営業利益、経常利益は減益となった。親会社株主に帰属する四半期純利益に関しては、公演中止損失及び法人税等調整額の減少などにより増益となった。

イベント関連事業は、イベント収入の増加により営業収入40億4,900万円、収益認識会計基準等の適用に伴い前受分に相当するファンクラブの年会費収入を繰り延べたことによりセグメント利益2億1,000万円の増収減益となった。

音楽・映像事業は、レーベル収入の減少などにより営業収入27億7,700万円、映像製作収入の損失幅が縮小したことによりセグメント利益3億2,100万円の減収増益となった。

出演・CM事業は、出演収入の増加により営業収入12億700万円、CM収入の減少によりセグメント利益2億6,500万円の増収減益となった。

連結業績予想は、5月14日公表を据え置いた。

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