ADA、ヤマハミュージックコミュニケーションズとディストリビューション契約を締結 第1弾は熊木杏里
米国ワーナーミュージック・グループ(以下、WMG)の子会社で、全世界に音楽ディストリビューションサービスを手掛けるADAは、ヤマハミュージックコミュニケーションズ(YMC)とのディストリビューション(音楽配信の代行業務)契約を締結したことを発表した。
ADAから配信するYMCの第1弾アーティストに、シンガー・ソングライターの熊木杏里(くまきあんり)が決定。YMCからリリースされた熊木杏里の作品を配信する。
熊木杏里は2002年のデビュー以来、継続的に楽曲を発表し、2016年、所属するレコード会社をYMCへ移籍。楽曲の制作はもちろん、移籍後実施してきた中国でのコンサートで大成功を収めるなど、国内にとどまらない音楽活動で活躍中。2020年10月には、世界メンタルヘルスデーに向けて海外各国のアーティストが賛同したメンタルヘルスに対する偏見をなくすための取り組み「プロジェクト・アンサング*(Project Unsung)」に日本のアーティストとして参加。熊木は、この度の全世界配信を機に、アジア圏を含む海外へのさらなる進出を図っていく。
ADAジャパン ヘッド 相田一成氏コメント
この度のYMCとの契約をたいへん喜ばしく思います。J-Pop作品を手掛けていくうえで大きな一歩となります。また、日本のレコード会社との契約は、30年近いADAの歴史のなかでもひとつの転機であり、この取り組みをきっかけに今後も日本の楽曲権利者様のお手伝いができれば幸いです。