MPA&RIAJ合同寄附講座「AI時代のエンタテインメントビジネスと著作権」電気通信大学で開講

2021年9月28日 13:31

日本音楽出版社協会（MPA）と日本レコード協会（RIAJ）は、電気通信大学において合同寄附講座「AI時代のエンタテインメントビジネスと著作権」を秋学期より開講する。

本講座は情報理工学域全類（1～4年）の学生を対象に、音楽、放送、アニメ、ゲームなどクリエイティブ産業の具体的なビジネスの内容やそれらを支える法制度（知的財産権）について、各界の第一線で活躍するゲスト講師による講義形式で授業を行う。

RIAJは、次代を担う学生のクリエイティブビジネスに対する関心を高め、知的財産・著作権制度の重要性を理解してもらうことを目的として、1992年より大学寄附講座を開始。これまでに併せて8大学で講座の寄附を実施しており、電気通信大学では2017年～2019年の3年間実施したが、今年度より新たにMPAと合同で開講する。

なお、今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑み、対面授業とオンラインのハイブリット形式での実施となる。

講義予定

「オリエンテーション情報化社会における著作権」
電気通信大学大学院情報理工学研究科准教授渡邉恵理子
大学院情報理工学研究科教授鈴木勝
産学官連携センター教授本間高弘
「音楽産業の現状と今後」
日本音楽出版社協会会長稲葉豊
「音楽ビジネスと著作権・隣接権の基礎講座」
日本音楽出版社協会専務理事高嶋裕彦
「レコード産業の構図と現状」
日本レコード協会会長村松俊亮
「ライブ・コンサートビジネス」
コンサートプロモーターズ協会会長/ディスクガレージ取締役会長中西健夫
「音楽配信ビジネス」
レコチョク代表取締役社長板橋徹
「グローバル音楽エコシステムとテクノロジー」
ParadeAll 代表取締役鈴木貴歩
「アニソンビジネス」
ハイウェイスター Shareholder 井上俊次
「アニメ業界」
アニメジャパン副理事長夏目公一朗
「キャラクタービジネス」
小学館集英社プロダクション常務取締役久保雅一
「ゲーム業界」
サイバーアイ・エンタテインメント代表取締役社長 CEO 久夛良木健
「放送業界と動画配信ビジネス」
TBSホールディングス/TBSテレビメディア企画室兼ネットワーク局ネットワーク部担当部長高澤宏昌
「エンタテインメントビジネスと契約」
TMI総合法律事務所パートナー弁護士小坂準記
「コンテンツをめぐる紛争」
アンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー弁護士城山康文
「著作権政策の今とこれから」
文化庁著作権課長吉田光成