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オンキヨーホームエンターテイメント、11/1付で代表取締役社長に林 亨氏が就任

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オンキヨー

オンキヨーホームエンターテイメントは9月29日、11月1日付で代表取締役社長に林 亨氏(現取締役副社長)が就任することを発表した。

同社の経営再建に向けて、林氏はその新方針の作成と実行を主導し、HAV事業(製造、国内販売除く)の米国企業等への事業売却、DL事業(国内販売除く)のEBOによるファンドへの売却、OSC(オンキヨースポーツ)の株式売却、e-onkyo musicの新設分割での仏国企業への株式売却を実行した。

この実績に加え、財務面での経験が豊富であることから、林氏が同社の新たな事業の方向性や体制づくりの中心となって進めることが最適とし、11月1日より代表取締役社長に就任する。

なお、現代表取締役社長である大朏宗徳氏は、取締役会長として、林をサポートし経営に関与していくとのこと。

新社長よりご挨拶

この度、代表取締役社長に就任いたしました林 亨です。
大学卒業後、1989年にオンキヨー株式会社に入社し、海外営業(ドイツ駐在)、国内営業管理を経て、経営企画室長として、当社戦略の策定、資金調達、M&A・資本業務提携といった業務を行ってきました。
当社は、基幹事業であったHAV事業の売却が完了し、まさに創業以来、最大の転換期にあります。
そのような中、HAV/DL製品の国内及び中国での販売事業およびBtoB事業といった中核事業の黒字化、そして財務基盤の強化が喫緊の課題であり、実際に、HAV/DL事業では、クラウドファンディングの活用や新しい販売ルートの開拓、またBtoB事業では当社のブランドや当社技術のライセンスを含めた収益性向上のための販売施策、コスト構造への転換が進んでいます。事業譲渡、構造改革も一巡した現在、小規模でも確実に収入(利益)が確保できる体制の実現に向け、全社一丸となって取り組んでまいります。

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