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ヤマハと北海道が包括連携協定を締結、サステナブルな森づくりを通じて地域社会の発展に貢献

ビジネス 音楽業界

左から:ヤマハ 代表執行役社長 中田 卓也氏、北海道 鈴木 直道 知事

ヤマハは、北海道(鈴木直道 知事)と、相互に連携・協力しながら協働事業に取り組むことを目的とした包括連携協定を10月1日付で締結したと発表した。

同社グループが生産するピアノや弦打楽器、木管楽器などの多くは主に木材でつくられている。また機能性や質感の良さなどから、電子楽器やスピーカーなどにも木材が多く使用されている。このように、事業活動に欠かすことのできない高品質な木材のサステナビリティを実現するために、同社では、地域コミュニティや大学などの研究機関と連携した「おとの森」活動を展開し持続可能な森づくりを目指す。

2016年3月には同社子会社の北見木材と、オホーツク総合振興局、遠軽町との三者で協定を締結し、ピアノの音を豊かに響かす響板の材料として使われてきたアカエゾマツの持続的な森づくりや木育活動に協力して取り組んできた。

このたびの包括連携協定締結により、今後、両者の協力体制のもとで、北海道全域において以下の取り組みを進めていくという。

  1. サステナブルな森林の育成と利活用
  2. 次世代人材育成への取り組み
  3. 音楽文化普及への取り組み
  4. 環境保全への取り組み 他

同社は、「『おとの森』活動を通じて北海道に豊かな森を育み、次世代へとつないでいくことで、これからも地域社会とともに新たな感動と豊かな文化を創りつづけます」とのこと。

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