ノースエレメンツ、音楽と農業のインタークロス事業を開始 野菜にロックを聴かせた「ロッキンベジタブル」を生産
ノースエレメンツは、北海道から食文化の新しい価値創造を行う事業を開始。野菜にロックを聴かせて育てた「ロッキンベジタブル」を生産し、農家の新たな商品化、ブランディングを行い、音楽業界には旧譜を含む楽曲のプロモートの場を提供する。
ロッキンベジタブルは、従来の市場流通させるための規格選別を行わず、規格外の野菜(不格好、半端、扱いづらいと言うネガティブイメージ)を、多様で個性のあるユニークな「ロックな野菜!」と定義して、多くの人達に親しみを持ってもらい楽しんでもらうことで新たな価値を生み出し、食育や食品の廃棄ロス問題の解決、常備食や震災食としての活用など幅広く社会課題の解決を行い、SDGsの目標達成促進にも貢献するとしている。
事業は、2022年春の作付け時期に本格稼働し、ロッキンベジタブルブランドの野菜と缶詰などの加工食品の販売を予定し、北海道を皮切りに全国の賛同農家と連携、47都道府県のロッキンベジタブルを展開。既に今夏より、実験生産をおこなっているニセコのトマト農家、アムリタファームの「ロッキンベジタブルトマト」を使ったレシピを今秋オープンする園山真希絵氏プロデュースの飲食店で採用が決定している。
今後、音楽は「ロッキンベジタブルサポーター」(アーティストから音楽ファンまで幅広く募る)によって選曲されたプレイリストの楽曲を野菜に聴かせ、出荷時に消費者は選曲者と何を聴いて育ったかがわかるQRコード付きのロッキンベジタブルステッカーで音楽を楽しむことができ、野菜をメディア化することで、アーティストや楽曲の新しいプロモーションを通じて音楽業界へも貢献。またプレイリストをNFT化することで、選曲者の価値創造も行うとのこと。