ローソンエンタ、21年3月〜8月期は増収増益
ローソンは10月7日、2022年2月期第2四半期の連結業績(2021年3月1日〜2021年8月31日)を発表した。
チケット販売・情報提供サービス業、音楽・映像ソフトの販売を行うローソンエンタテインメントについては、チケット事業において、7月から8月にかけて再発令された緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の影響により、多くのイベントが入場制限、延期・中止されたが、コンサートや演劇などのジャンルが牽引し、前四半期に引き続き取扱高は回復傾向にある。また、人気アーティストのコンサート開催の動きもあり、チケットおよび関連商材の取扱いを進めている。加えて、市場を形成しつつあるオンラインライブ配信のチケット取扱いの拡大に引き続き取り組んでいる。
一方、堅調に推移を続けているEC事業では8月から新たにライブコマースを開始し、売上拡大に取り組んでいる。物販事業は、音楽・映像ソフトの専門店「HMV」を中心に、書籍・CD・DVDなどを販売する複合店「HMV&BOOKS」やレコード専門店「HMV record shop」を含め、8月末日現在の店舗数は57店舗となった。店舗においては、音楽・映像の新譜商品にかかる限定商品を獲得するなど、収益拡大に取り組んでいる。
これらの結果、ローソンエンタテインメントの営業総収入は232億1,500万円(前年同期比9.41%増)、営業利益は5億4,800万円(同560.24%増)、経常利益は6億8,700万円(同170.47%増)、当期純利益は3億9,100万円(前年同期は純損失11億6,900万円)となった。