東映アニメーション、韓国エンタメ企業CJ ENMと業務提携協定を締結

東映アニメーションは、韓国の総合エンターテインメント企業であるCJ ENMと、グローバル市場向けコンテンツの共同企画・製作に関する戦略的な業務提携協定を10月8日にて締結したと発表した。

東映アニメーションとCJ ENMは両社の豊富なライブラリや企画・製作リソースの相互活用により、グローバル市場向けのトランスメディア・コンテンツの創出や両社の強みを生かした事業を進めることに合意した。

東映アニメーションとCJ ENMは「新規作品」をはじめ、両社のヒット作の「アニメーション化」と「実写化」を含め、合計3ラインで共同企画・開発・製作・投資を行い、2023年から順次展開することを目指していくとのこと。

また、両社のクリエーターたちの力量を最大限引き出せる協業体制と共同企画・製作のためのタスクフォースの立上げをすすめており、CJ ENMの子会社であるJK FILMをはじめ海外パートナーであるスカイダンスとも協議を進める予定だという。

東映アニメーション執行役員 エグゼクティブプロデューサー 鷲尾 天 氏 コメント

業務提携ができることを大変嬉しく思います。CJ ENMのグローバル市場で実績抜群の実写に関する企画・製作力とトレンドを創出しグローバル市場へ拡散する力、そして弊社のヒットアニメ製作力とIPをワンソース・マルチユースで展開する力を、相互活用し、世界に受け入れられる新しい作品を協力して作っていきたいと思います。

CJ ENM 常務取締役 李 鍾旻（イ・ゾンミン）氏 コメント

東映アニメーションのIPは全世界に子供はもちろん大人まで、幅広い強力なファン層を有しているのでドラマや映画へのトランスメディア展開となったとき非常に大きな波及力を及ぼすことができる。同様にCJ ENMの5,000本以上のIPも東映アニメーションには無限な想像力の宝庫になることを期待している。