アミューズ、21年4月〜9月期経常は48%減の13.1億円
アミューズは11月15日、2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日〜2021年9月30日)を発表した。
同社グループの経営成績は、イベント興行の中継および上映収入ならびに出演収入が増加、商品売上収入・レーベル収入・映像作品販売収入が減少したほか、収益認識会計基準等の適用に伴い営業収入が前年同期比19.0%減の156億1,200万円、減収要因により営業利益が同50.2%減の13億2,800万円、経常利益が同48.0%減の13億1,200万円、公演中止損失および法人税等調整額の減少などにより親会社株主に帰属する四半期純利益が同4.1%増の12億5,400万円となった。
イベント関連事業は、営業収入71億7,600万円(前年同期78億7,000万円)、セグメント損失2億2,600万円(同セグメント利益2億2,700万円)の減収減益となった。
- イベント収入(コンサート):Perfume、BABYMETAL、宮本浩次、柚希礼音、折坂悠太のコンサート桑田佳祐、ポルノグラフィティ、DEAN FUJIOKA、flumpool、WEAVER、神はサイコロを振らない、三阪咲のコンサートツアー福山雅治、岡野昭仁、藤原さくら、FLOW、さくら学院、3LDKなどの配信ライブ
- イベント収入(舞台・公演)
- TEAM NACS「マスターピース」
- 若手俳優による「SUPER HANDSOME LIVE 2021」
- 熱海五郎一座「Jazzyなさくらは裏切りのハーモニー」
- 地球ゴージャス「The PROM」
- ブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」
- ロック オペラ「ザ・パンデモニアム・ロック・ ショー」
- ミュージカル「The Last 5 Years」
- 商品売上収入:星野源のシングルCD、ポルノグラフィティのコラボライダースジャケット、コンサートグッズなど
- ファンクラブ収入:サザンオールスターズ、福山雅治、星野源、Perfume、BABYMETALなど
音楽・映像事業は、営業収入59億7,900万円(前年同期91億300万円)、セグメント利益10億2,500万円(同18億2,700万円)の減収減益となった。
- 印税収入(新譜・旧譜):サザンオールスターズ、福山雅治、星野源、BABYMETALなど
- レーベル収入:福山雅治、BABYMETAL、@onefiveのライブBD・DVD/さくら学院のアルバムCDなど
- 番組制作収入:単発番組の制作受託など
- 映像製作収入:イベント興行の中継及び上映収入など
- 映像作品販売収入:桑田佳祐監督作品の映画『稲村ジェーン』などのDVD販売収入
出演・CM事業は、営業収入24億5,600万円(前年同期23億500万円)、セグメント利益5億2,900万円(同6億1,200万円)の増収減益となった。
- 出演収入・CM収入:桑田佳祐、福山雅治、三宅裕司、大泉洋、安田顕、上野樹里、仲里依紗、吉高由里子、ホラン千秋、賀来賢人、吉沢亮、三吉彩花、清原果耶、堀田真由など
連結業績予想は、5月14日公表のものを据え置いた。