TuneCore Japan、配信楽曲が100万曲を突破
チューンコアジャパンは12月1日、運営するサービスTuneCore Japanを通じて音楽ストリーミングサービスを含む音楽配信ストアに配信リリースされた楽曲数が、サービス開始からトータルで100万曲に達したと発表した。
国内音楽シーンにおいてインディペンデントアーティスト/レーベルをメインにサポートし続けてきたTuneCore Japanは、2012年のサービス開始以来、利用アーティストの配信収益を100%還元しており、2020年にはアーティストへの還元総額は170億円以上となっている。また、現在では55の配信ストア、世界185ヶ国に作品を届けることが可能となっている。
今回の100万曲突破について、デジタル音楽の流通取り扱い数としては 国内でトップのシェアとなっており、その中には、瑛人の「香水」やyama「春を告げる」、川崎鷹也「魔法の絨毯」、Tani Yuuki「Myra」、BLOOM VASE「Bluma to Lunch」、Chinozo「グッバイ宣言」など、昨今ストリーミングで大きくヒットした楽曲をはじめ、赤西仁、錦戸亮、電気グルーヴ、Ken Ishii、Char、Def Tech、CHARA、MINMI、RIRI、Daoko、Mighty Crown、RED SPIDER、Awich、ANARCHY、5lack、PUNPEE、BAD HOP、JP THE WAVY、舐達麻、t-Ace、ゆるふわギャング、KANDYTOWN、LEX、Tohji、清春、The BONEZ、Crossfaith、GEZAN、Ayase(YOASOBI)、Eve、バルーン、サニーデイ・サービス、トライセラトップス、アイナ・ジ・エンド、Kizuna AI等々、認知の高いアーティストから各種チャートを賑わすアーティストまで、数量だけでなくクオリティの高さやジャンルの幅広さも含め多種多様な楽曲が配信されている。
なお、今回の配信楽曲100万曲突破を記念し、期間限定でシングル1曲配信無料のキャンペーンを実施する。
TuneCore Japan プロダクトマネージャー 山本祐哉氏コメント
音楽ストリーミングサービスの普及は人々が音楽を発見する方法を変え、独立したアーティストやレーベル、個人で活動するクリエイターたちの台頭への道が開かれました。そんな時代の変化に合わせて、TuneCore Japan は素晴らしいスタッフとともに、サービスの運営、開発をすべて自社で行っています。
音楽に関わる収益を関係者で自動分配する「スプリット」、Apple Music や Spotify などプレイリストへのアプローチができる「サブミット」、スマートリンク「LinkCore」、視聴しながらスクロールされる同期歌詞やプロデューサー/リミキサーなどクレジット表記への対応、中国大手音楽プラットフォーム「Tencent(騰訊)」「NetEase」へのダイレクト流通など、自立したアーティスト活動が可能な社会環境の実装をミッションに掲げ、いち早く日本国内のインディペンデントアーティストへ有益な機能の提供を行ってきました。そして、それらを積極的に活用いただけるインディペンデントアーティストの方々がいたからこそ、TuneCore Japan はこれまで共に成長して来られたのだと思います。
これからも変わらず、最前線で新たな機能や体験の提供を行っていけるよう、スタッフ一同取り組んでまいります。
TuneCore Japan 代表 野田威一郎氏コメント
日本の音楽を世界へと言い始めて9年になりますが、ひとつのマイルストーンであった100万曲を突破したことを、嬉しく思います。いつもご利用頂いているアーティスト、関係者、弊社スタッフのお陰です。いつもありがとうございます。
TuneCore Japanを立ち上げた2012年、世界で聴ける環境にある日本の楽曲の少なさに驚愕したのを覚えています。聴いてもらえる環境に楽曲がないのであれば、ヒットなんかはありえないなと思いました。数だけが重要なわけではもちろんありませんが、我々はまず、日本のアーティストの曲が世界中の人に聴いてもらえる状態にすることに邁進してきました。
以前にも増して、日々多くの曲が世界でリリースされるなか、日本の音楽も今ではDXの波とも相まって、世界へ配信することが「当たり前」になりました。やっとスタートラインに立てた気がしています。これからも沢山の曲を届けつつ、届けた曲がさらに多くの人に聴いてもらえるよう、そして世界でもヒットするのが「当たり前」になるよう、サービスを発展させていきたいと思います。