MUTEK.JP 2021 Edition 6、渋谷川プロジェクションマッピング&5日間のタイムテーブル公開
今年で6年目を迎える電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP」を12月8日〜12日の5日間、東京・日本科学未来館ドームシアター、東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)、東京・渋谷ストリーム ホールで開催する。この5日間のタイムテーブルが公開された。全会場において新型コロナウイルス感染拡大防止対策を会場ガイドラインに基づいて行われる。
さらに、追加出演者として下記3組が決定している。
12月9日「A/Visions 2」のAntibodies Collectiveによる舞台芸術作品「あらゆる人のための、誰のためでもない世界」にはコムアイがダンサーとして参加決定。
12月10日「Nocturne 1」には、マルチメディアを通した表現をするJACKSON kakiの出演が決定。自作VRゲームをプレイしながら音楽を創造する画期的なライブパフォーマンスを発表する。彼は今年MUTEK.JPが実施した若手クリエイターを集うオープンコールから選出された。
12月12日「Nocturne 3」には約30年ぶりにMUTEから新作アルバム「New Decade」をリリースしたアンダーグラウンド界のレジェンド、Phewがライブで出演する。
また、MUTEK.JP 2021の開催期間中、12月10日〜12日の3日間は渋谷ストリーム前の渋谷川にプロジェクションマッピングで没入体験できるアートインスタレーションを実施する。鑑賞無料。
渋谷川に映し出される作品は、2022年夏に東京・日本橋三井ホールで公開予定の視界一面に映し出された名画の世界に没入する新しいタイプの美術館「IMMERSIVE MUSEUM(イマーシブミュージアム)」の印象派からダイジェスト映像を初公開。川岸をキャンバスに描かれる名画を楽しもう。そして色彩と流動の持つエネルギーを用い、様々な素材を反応させることで生きている絵を出現させる「Alive Painting」シリーズを手がける画家・中山晃子が池袋西口公園「Global Ring」のために制作した作品を改変した特別編集版。上記2作品を12月10日〜12日の3日間、18:00〜22:00まで1時間に3回上映する。
そのほか、12月11日の夜に東京・渋谷WOMBと共同開催でオールナイトでクラブイベントを実施決定。MUTEKのヴァーチャルプラットフォームにて無料のオンラインプログラムを公開中だ。
本イベントは日本の文化芸術による国家ブランドの構築と経済的価値等の創出や国際発信力を高める、文化庁委託事業「令和3年度戦略的芸術文化創造推進事業」として実施される。