松竹、バーチャルプロダクション手法を用いたコンテンツ開発拠点として「代官山メタバーススタジオ」を開設
松竹は、バーチャルプロダクション手法の研究開発拠点として「代官山メタバーススタジオ」(住所:東京都渋谷区代官山町14-23)を2022年1月から開設する。
代官山メタバーススタジオでは、グリーンバックや大型LEDディスプレイを用いて、リアルタイムに人物とCG背景を合成し撮影することができます。これにより、ロケーション撮影が難しいといった地理的制約や、日照時間・天候といった自然条件に左右されない制作が実現できる。また、CG撮影後に必要な背景と人物の合成作業が大幅に短縮されるため、従来の編集作業の効率化が期待される。
本事業を通して、松竹グループが手掛ける映画・演劇事業における3DデータやCGの活用ニーズを探ると共に、個人・法人問わず多様なクリエイターとの共創により、最先端技術とクリエイティブ制作を繋ぎ、新たな表現方法を追求するとしている。
なお、本スタジオは、エンターテインメント×テクノロジーをテーマに設立したミエクルを主体として運営する。
スタジオ発のコンテンツ第1弾として、2022年1月下旬に、源氏物語を題材とした歌舞伎公演を実施。バーチャルプロダクション手法を用いて、バーチャル背景とリアルで舞う歌舞伎俳優をリアルタイムで合成し生配信する。