WOWOW、21年4月〜12月期は増収減益
WOWOWは1月31日、2022年3月期第3四半期の連結業績(2021年4月1日〜2021年12月31日)を発表した。
当第3四半期連結累計期間における同社グループの業績は、累計正味加入件数の減少に伴い有料放送収入は減少したが、テレマーケティング業務等その他収入の増加により、売上高は596億2,100万円と前年同期に比べ4億3,300万円(0.7%)の増収となった。営業利益はサッカー等大型スポーツコンテンツの戦略的な投下により番組費が増加したため、46億9,000万円と前年同期に比べ55億2,900万円(△54.1%)の減益、経常利益は49億4,800万円と前年同期に比べ54億5,200万円(△52.4%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は35億2,000万円と前年同期に比べ34億7,800万円(△49.7%)の減益となった。
メディア・コンテンツ(従来名称:放送)は、累計正味加入件数の減少に伴う有料放送収入の減少等により、売上高は554億5,400万円と前年同期に比べ7億2,800万円(△1.3%)の減収、セグメント利益はサッカー等大型スポーツコンテンツの戦略的な投下により番組費が増加したこと等により、41億4,000万円と前年同期に比べ60億2,800万円(△59.3%)の減益となった。
テレマーケティングは、外部顧客からのテレマーケティング業務等外部売上が増加したことにより、売上高は72億900万円と前年同期に比べ7億2,800万円(11.2%)の増収となり、セグメント利益は5億5,000万円と前年同期に比べ4億9,800万円(前年同期は5,100万円)の増益となった。
2022年3月期通期連結業績予想は、10月28日に公表した連結業績予想を据え置いた。