CRIグループ、ドルビーアトモス7.1.4ch環境を備えたスタジオを建設 次世代サウンドに向けた研究開発や収録事業を強化
CRI・ミドルウェアは2月2日、3つのサウンドスタジオを建設したことを発表した。スタジオには国内でも最高品質の機材・設備を設置しており、レコーディング、MA、ミックス、マスタリング、音響研究など、メタバースをはじめとする次世代サウンドに向けた研究開発や収録事業を加速させる。
3つのスタジオのうち、1つはドルビーアトモス7.1.4chスピーカーを設置した立体音響に対応した仕様になっており、メタバース、AAAのゲームタイトル、映画、そのほか音にこだわった映像作品のMA、ミックス、マスタリングまで行える設備が充実している。
スタジオ全体で音声の収録からマスタリング、上流から下流までの作業を一通り行える環境を整えることで、音声に関する知見の蓄積や研究開発を深め、CRIグループの事業へ還元できるような流れを構築し、音声事業の拡大を目指す。
また、立体音響の研究開発を深めることにより、CRI・ミドルウェアの主力製品であるサウンドミドルウェア「CRI ADX」、およびユーザー同士のオンラインコミュニケーションを活性化させるCRI独自のプラットフォーム「CRI Telexus」の機能強化を図る。
スタジオの稼働に合わせ、3つのスタジオの様子が見れるPVが公開された。CRIグループで行える音声事業やスタジオ建設に関するこだわり等が紹介されている。