バップ、21年4月〜12月期は減収減益 グループ再編でバップ音楽出版を吸収合併
日本テレビホールディングスは2月3日、2022年3月期第3四半期の連結業績(2021年4月1日〜2021年12月31日)を発表した。
同社グループ会社で、音楽・映像ソフト制作・販売会社であるバップの売上高は前年同期比49.3%減の53億5,600万円、営業利益は同17.6%減の10億400万円、経常利益は同16.8%減の11億600万円、四半期純利益は同20.0%減の9億5,700万円となった。
なお、同社グループは10年ぶりに大規模なグループ再編を行い、バップが音楽著作権管理を行っている完全子会社バップ音楽出版を4月1日に吸収合併する。著作権契約に関するルールの変更により、音楽著作権管理業務を別会社化する必要がなくなったため、経営強化と業務効率改善を目的として合併を実施するもので、吸収合併後の存続会社はバップとなり、バップ音楽出版の権利義務の一切を承継する。
また、同社グループ会社である日本テレビ音楽の売上高は前年同期比38.5%減の54億4,700万円、営業利益は同11.6%減の13億9,900万円、経常利益は同12.2%減の14億1,400万円、四半期純利益は同17.4%減の9億2,600万円となった。