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ぴあ総研、2021年の音楽ポップス興行規模ランキングを公表 ドームやアリーナクラスのツアーが徐々に再開

ビジネス レポート

ぴあ総研が2月8日、2021年の音楽ポップスの興行規模に関するランキングを公表した。

2021年のライブ・エンタテインメントは、前年に続き新型コロナウイルスの影響を大きく受けながらも、様々な感染防止対策を講じ、人数制限を設けつつ、ドームやアリーナクラスの全国ツアーが徐々に開催された。また、感染状況を見ながらの長期にわたる全国規模のホール、ライブハウスツアーも再開された。

そういった状況の中で、2021年の音楽ポップス年間興行規模ランキング1位となったのは、デビュー10周年を迎えて、ドームツアーを開催した三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE。2位は総勢6グループ52名が総出演のツアーを行ったEXIL TRIBE、3位は、2020年デビュー15周年を迎え、本来一昨年開催予定だったグループ史上最大規模の15周年記念ドームツアーを振替開催したAAAがランクインした。LDH JAPANやジャニーズ事務所所属アーティストがランキングの上位を占める中、2021年に結成21周年を迎えたUVERworldや、結成30周年のL’Arc~en~Cielなどベテランのバンド勢もランクインしている。5位Sexy Zoneや6位Snow Manをはじめとするジャニーズ事務所所属グループは、1日複数回公演で全国アリーナツアーを開催するなど、勢力的なライブ展開を行った。

来場者の属性で興行規模ランキングでは、男性来場者別1位はAAA、以降EXILE TRIBE、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、UVERworld、乃木坂46となり、女性来場者別では1~3位までは総合順位と同様、以降はSexy Zone、Snow Manと続く。

属性別TOP3に関しては、男女差で総合順位と大きな変化はないものの、男性来場者別で9位に櫻坂46(総合30位)、10位に矢沢永吉(総合29位)がランクインするなど、男性客層が多くみられるアーティストが総合順位を大幅に上回る結果となっている。

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