オーティコン補聴器、3/3「耳の日」とWHO「世界耳の日」に際して動画シリーズ「2分で分かる聞こえの真実」全5編を配信
110余年の歴史を持ち、デンマークに本社を置く補聴器メーカー、オーティコン補聴器は、3月3日の「耳の日」、WHO「世界耳の日」に際し、聞こえの健康への意識を高める取り組みの1つとして、聞こえを司る耳と脳に関する啓蒙動画「2分で分かる聞こえの真実」をYouTubeにて公開する。国内では3月3日に「世界耳の日にオーティコンからのメッセージ」を公開し、3月3日〜9日にかけて全5編を順次公開する。
日本では、難聴や言語障害を持つ人々の悩みを少しでも解決したいという社会福祉への願いを込めて、昭和31年日本耳鼻咽喉科学会の提案により、毎年3月3日を「耳の日」と制定した。この3月3日は、世界保健機関(WHO)が定めた「世界耳の日(World Hearing Day)」でもあり、世界各地で難聴予防と聴覚ケアの重要性を唱える啓蒙活動が行われている。
WHOは騒音や高齢化社会が原因となって、2050年までに約25億人が何らかの難聴の影響を受けると予測している。そこでWHOは、本年2022年の「世界耳の日」のテーマを“To hear for life, listen with care(一生聞き続けるために、耳を大切にする)”と掲げ、「予防可能な難聴」の影響を受ける人々が世界中で増加していることに対し、この減少を目指し、ヘッドホンでの音楽鑑賞などでは適切な音量や使用時間を守り、大音量にさらされる環境では、耳栓などの保護具を積極的に利用するなど、安全な聞き方の重要性を提唱している。
オーティコンは「Life-Changing Technology」を企業理念に掲げ、耳と聴覚、脳のメカニズムを深く理解し、先進の補聴器テクノロジーの開発を通じて難聴による制限のない世界の実現を目指している。2022年の「耳の日・世界耳の日」では、実はあまり知られていないことの多い、耳と、聞こえを司る脳の健康にフォーカスした分かりやすい動画「2分で分かる聞こえの真実」を、全5回に分け作成し世界で発信する。
World Hearing Day Hearing Facts Video:世界耳の日:2分で分かる聞こえの真実
エピソード5(3月3日公開):世界耳の日にオーティコンからのメッセージ
エピソード1(3月4日公開):人は脳で聞いている?
エピソード2(3月7日公開):耳の有毛細胞って?
エピソード3(3月8日公開):大きすぎる音ってどれくらい?
エピソード4(3月9日公開):大音量はどこで起きて、それを聞くとどうなるの?
※日本の公開順に伴いエピソード5が3月3日に公開となる。
「世界耳の日」でWHOが発信しているメッセージ
- 耳と聴覚のケアにより、生涯を通じたより良い聞こえの維持が可能である
- 大きな音にさらされることで起こる騒音性難聴を含め、一般的な難聴の原因の多くは予防が可能である
- 「安全な聞き方」により、レクリエーションなどでの大音量への曝露に関連した難聴リスクの軽減が可能である