J-WAVE、ZIP-FM、FM802、FM-COCOLO、合計200万MAUのradiko聴取データと90万人規模のリスナー会員の統合DB構築へ CCPによるデータ活用でラジオビジネスを推進
ラジオ局J-WAVE(81.3FM)は、トレジャーデータ社が提供するCDP(Customer Data Platform)を活用し、ユーザーごとに最適化したコミュニケーションを実現する独自のプラットフォーム「CCP(Customer Communication Platform)」を構築。2020年より自局の基幹マーケティングシステムとして様々な施策に活用してきた。
今回、全国5地区のFMラジオ局で構成されるJFL(Japan Fm League)にJ-WAVEとともに加盟する名古屋ZIP-FMと大阪FM802、そしてFM COCOLOの3局でもCCPを導入し、東名阪3大都市圏の統合データベースの構築を開始。3大都市圏の生活者とのコミュニケーションプラットフォームとして、3エリア・4局で合計200万MAUのリスナーデータ+約90万人規模の会員データベース構築を進め、toB & toC両面へのデータ活用を推進していく。
J-WAVEが2020年より活用しているCCPは、radikoの聴取データをはじめ、イベントへの参加・チケット購買情報、WEBでの行動履歴、さらにはリスナー会員サービスなどの1st Partyデータをもとに、リスナーの趣味趣向を分析し、それぞれのリスナーに最適なタイミングで最適なコンテンツを最適な手段で届けるコミュニケーションプラットフォーム。
CCP上のデータを活用することで、関心クラスター毎にメールやLINE、SNS上のコミュニケーションを最適化したり、イベントチケット購入者の属性に合わせて会場演出やブッキングを工夫するなど、様々な側面で最適なデジタルコミュニケーションをとってきた。
統合CCPに参加するJ-WAVEは首都圏エリアで最新2022年2月の聴取率調査で男女12〜69才で1位、ZIP-FMは中京圏エリアで最新2021年12月の聴取率調査で男女12〜69才で1位、FM802は関西エリアで最新2021年12月の聴取率調査で男女12〜69才で1位を獲得している。東名阪各エリアのリスナーから支持を得ている放送局だからこそ、CCPを活用することで3大都市圏で生活する情報感度の高い生活者に向けて効果的な施策を実施することが可能となるとしている。
CCPを活用した広告企画の第1弾として、3大都市圏の質の高い生活者である4局のリスナーに向けてオンライン・オフラインの両面でアプローチするコミュニケーションプランをリリースする。
オンラインではクライアントニーズに沿ったタイアップ記事コンテンツやPodcast等のデジタルコンテンツを制作し、4局のリスナーをCCPを活用して、SNS広告でターゲティング配信。加えて、それぞれのリスナー向けのメールマガジンでもデジタルコンテンツへの誘導を展開。オフラインではradikoリスナーデータを活用して、最適なリスナーゾーンを判定し音声CMをオンエア。音声CMはradikoでも放送される。
今後はそれぞれが持つ会員データベースとradiko聴取データを連携したデジタル広告企画や市場調査企画といったtoB領域での展開はもちろん、3大都市圏リスナーに向けたプロモーション企画などtoC領域での展開も同時に実施、toBとtoC両面でのアプローチを実現する。
J-WAVE、ZIP-FM、FM802は東名阪の各エリアで最大限支持されている局のリスナーデータを効果的に活用することで、これまでにないユーザー体験と広告ソリューションを提供する。