ポニーキャニオン、佐賀・有田町と包括連携協定書を締結 タウンプロモーションや地域活性化などの取組を強化
ポニーキャニオンは、佐賀県有田町と、地域活性化、タウンプロモーション、観光、移住プロモーションに関して相互の連携を強化することに合意、5月13日に包括連携に関する協定書を締結した。
今回の包括連携協定に関して有田町 町長 松尾佳昭氏から「今回の連携協定によって、総合エンターテイメント企業のノウハウを活用したタウンプロモーションや地域活性化などの取組を強化し、有田だからできる体験や交流を磨き上げながら魅力あふれるまちづくりを推進してまいります」と、ポニーキャニオン 代表取締役社長 吉村隆氏からは「日本ではじめて磁器の焼かれたまち、有田町は弊社も参画している新規事業、松浦鉄道さん、トミーテックさんとの「鉄道むすめプロジェクト」のローンチにふさわしい場。個人的にも同町の多彩な地域資源に高いポテンシャルと可能性を感じています。弊社のエンターテインメント見地のソリューションと掛け合わせ、同町の更なる発展の一助を担ってまいります」とそれぞれ今後の抱負を述べた。
有田町は佐賀県の西部に位置し、町の南西部から南部にかけて長崎県との県境に接している。日本の伝統工芸品の1つ、有田焼の産地と知られ、今も歴史的価値の高い建物が数多く残る町並みは国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている。一方で棚田という特徴的な景観を持つ稲作地であり、県下有数の畜産地でもある。今後は、伝統と歴史、豊かな観光資源を生かした町づくりに取り組んでいくとしている。
ポニーキャニオンは総合エンターテインメント企業として2017年、業界初の国・自治体協業専門部署「エリアアライアンス部」を創部、地域活性化に注力している。有田町とポニーキャニオンは2016年度に佐賀県製作による同町が舞台のアニメーション「約束の器 有田の初恋」制作で、また2021年度から鉄道むすめ・松浦鉄道の「西浦ありさ」を有田町初代観光大使として活用したプロモーション事業を展開、連携してきたが、今回の包括連携を機に首都圏からの情報発信をさらに強化していく。