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エイベックス、NFTプロジェクト「Singularity 0 Universe」のオリジナル音源を制作

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エイベックス・クリエイティヴ・ファクトリーは、NFT(非代替性トークン)を用いたゲームプロジェクト「Singularity 0 Universe」のアートに、音源を付与したMUSIC NFTを制作することを発表した。

Singularity 0 UniverseはAnthro(獣人)、Human(人間)、Ankoku(暗黒)の3つの種別が架空都市での王座奪還を目指すゲームプロジェクト。

2022年4月に最初の種族、AnthoroのNFT3,333体が全世界にて発売し、即日完売。今回、第2種属であるHumanの販売を開始するにあたり、特別なNFTとして、101体のみ音源付きでのNFT制作が決定した。

NFTを保有するホルダーは、今後ローンチされるゲーム内でNFTをバトルに使用したり、ホルダーしか得られない様々な権利や特典を受け取ることができる。

付与される音源は新たにSingularity 0 Universeの世界感を表現すべく書き下ろされた楽曲で、作曲は倖田來未や東方神起などの楽曲を手がけてきた鈴木大輔が制作。

AnthoroのNFTでは多数のクリエイターが参加し、イラストで美しく躍動感のある世界を表現していたが、今回販売されるHumanのNFTでは、より深く多面的にSingularity 0 Universeを表現するために、オリジナルの音源の制作を鈴木大輔に依頼した。

エイベックスは、代表取締役会長 松浦勝人氏が、早くからNFTやメタバースの可能性を発信し、自らもNFTコレクターとして「Bored Ape Yacht Club」など代表的なNFTを多数所有している。

また、子会社のエイベックス・テクノロジーズでは、メタバースプラットフォームの最大手であるSandboxの土地を取得し、浜崎あゆみ(ayupan)やピコ太郎のアバターを付与した取り組みを行うなど、日本のエンタメ業界においてはいち早くWEB3.0の世界へ積極的な活動を始めている。

今回の取り組みは、第2、3弾の制作も検討しており、両社はNFTを通して、アートと音楽を融合させることで新たな可能性を探るとしている。なお、HumanのNFT販売は6月中旬を予定。

エイベックス・クリエイティヴ・ファクトリー 代表取締役社長 中山雄太氏コメント

「Web3.0」と言われる次の時代に、新しい音楽の形の可能性を感じている。今までエイベックスが蓄積してきた経験は大切にしながらも、固定観念に囚われない新しいチャレンジを続けていきたい。

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