芸団協、2020年度「JAPAN LIVE YELL project」の応援ムービー「ライブのリレー」がJAA広告賞のデジタル広告部門でグランプリを受賞
日本芸能実演家団体協議会では、コロナ禍により深刻な影響が続く文化芸術活動の開催を支援し、出演者、スタッフ、ファンなどライブ・舞台芸術に関わるすべての人の気持ちを力強く後押しする全国規模の事業「JAPAN LIVE YELL project(ジャパン・ライブエール・プロジェクト)」を、文化庁の支援のもとで、2020年より実施している。
2020年度に制作した応援ムービー「ライブのリレー」が、日本アドバタイザーズ協会(JAA)主催の「第59回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」のデジタル広告部門において、JAA賞グランプリを受賞した。
6月2日には、延期となっていた贈賞式が開催された。贈賞式には、芸団協を代表して松武秀樹常務理事が出席し、グランプリ受賞者として挨拶した。
挨拶では、コロナ禍によって2020年に突然ライブ・コンサート等が消えてしまったこと、それにともなって生活の糧を失い、文化芸術の享受機会の減少に見舞われたことについて触れ、「実演家は決して不要不急の活動をしていたわけではない」と思いを伝えた。
そして、「ライブは私たち実演家の真の姿です」と述べ、芸団協としても引き続き、実演芸術の継承、創造、発展に寄与していくことを宣言した。
審査に広告のプロを一切含まず、消費者が実感に基づいて審査するというこの広告賞でグランプリを獲得しましたことは、文化芸術は「人間に無くてはならないもの」「人と人をつなぎ、次世代のために継承・継続すべきもの」という思いを皆様が受け取ってくださったものと、大変ありがたく嬉しく思います。
「JAPAN LIVE YELL project」2020年度アンバサダーを務めてくださった松任谷由実様、映像出演、音楽、企画協力にご協力くださった皆様、映像制作にご尽力いただいた読売広告社様に、あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。