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MPA 2022年度定時総会で2021年度事業・収支決算報告等を承認、稲葉会長を再任

ビジネス 音楽業界

稲葉会長による挨拶

MPA(日本音楽出版社協会)は6月17日東京・明治記念館において2022年度定時総会を開催。2021年度事業報告、同決算報告、定款変更、任期満了に伴う役員選任について審議を行った(委任状含む198社が出席)。

第1号議案「2021年度事業報告」では、ライブエンタメの関係3団体(JAME・FMPJ・ACPC)と政府や関係省庁への陳情・協議を行い、「J-LOD live」や「ARTS for the future!」などの経済支援策を実現するとともに、音楽団体会員社を対象とした職域ワクチン接種を積極的に実施し、約1万名にワクチン接種を行ったこと、また、今期も会長直轄の4つのタスクフォース(フィンガープリント・タスクフォース、デジタル徴収タスクフォース、著作権管理効率化タスクフォース、音楽団体連携タスクフォース)を中心に、会員社の著作権等使用料の適切な徴収・分配やこれに係る業務効率化等を目指して積極的に活動したことを報告。

第2号議案の「2021年度決算報告」では、著作隣接権分配事業収益、ならびに音楽著作権管理者養成講座の受講料収益の増加等によって、収益14億280万円、費用13億6,595万円、経常増減額3,685万円となったことを報告、それぞれ満場一致で承認された。

また、第3号議案「定款変更について」では、会員代表者役員が任期途中で退任した場合の後任候補の選定について、後任の正会員代表者が候補者選挙を行うことなく正会員代表者役員候補者になる旨の変更について報告し、承認された。

「任期満了に伴う役員の選任について」では、理事19名、監事3名ともに候補者全員が選任された。この後、開催された新役員による臨時理事会において、稲葉豊会長を再任、副会長には引き続き平野達郎理事、新たに栗田秀一理事と見上チャールズ一裕理事を選任した。任期は2024年までの2年間となる。

なお、新型コロナウィルス感染防止のため、今年もMPA正会員を対象に動画配信された。

新役員

会長

稲葉  豊(ユーズミュージック)

副会長

栗田 秀一(レインボーエンタテインメント)
平野 達郎(渡辺音楽出版)
見上チャールズ一裕(ソニー・ミュージックパブリッシング)

専務理事

高嶋 裕彦

業務執行理事・事務局長

生沼 士郎

理事

赤塚 博人(フジパシフィックミュージック)
大山  健(第一興商音楽出版)
加藤 孝史(セントラルミュージック)
草野 夏矢(シンコーミュージック・エンタテイメント)
清水 義則(よしもとミュージックパブリッシング)
ジョニー・トンプソン(ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング)
鈴江 秀樹(日本テレビ音楽)
瀧澤 千絵(日音)
豊島 究吾(ヒップランドミュージックコーポレーション)
堀  一貴(大洋音楽)
堀  義貴(ホリプロ)
森川  進(セブンシーズミュージック)
山田  正(ビクターミュージックアーツ)

監事

高石 真美(松竹音楽出版)
名越 禎二(エムシージェイピー)
池村  聡(三浦法律事務所)

名誉顧問

渡邊 美佐(渡辺音楽出版)

顧問

朝妻 一郎(フジパシフィックミュージック)

アドバイザー

桑波田景信(ケイツーR&C)

※敬称略