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ヤマハ、音響技術に関する研究開発においてオーディオストックと連携 研究開発用データにAudiostockの楽曲を利用

ビジネス 音楽業界

ヤマハは7月8日、音楽コンテンツ流通のDXを推進するオーディオストックとの連携を発表した。

両社の提携により、今後、ヤマハの研究開発部門は、オーディオストックが持つ全国2万組以上の音楽クリエイターとのネットワークを基盤とする、ロイヤリティフリーのストックミュージックサービス「Audiostock」の豊富な楽曲を利用して、音楽業界のさらなる発展に資する研究開発を進めていくとしている。

なお、利用する楽曲データは、楽曲のミックス過程の解析などの音響技術に関わる研究に用いることを予定しており、今後、研究結果をヤマハが展開する様々な機器やサービスへ応用していく。

また、今後、Audiostockで活躍する音楽クリエイター自身が参加できるコンテストも共同で開催する予定とのこと。

オーディオストック 代表取締役社長 西尾周一郎氏コメント

4歳の頃からヤマハ音楽教室でエレクトーンを習い始めたことが、私が音楽に深く関わるようになったきっかけでした。このたびは研究開発への協力という形でヤマハとご一緒できることを大変嬉しく思います。
両社と音楽クリエイターとの連携により、音楽を通じて人々の生活を豊かにするための成果が出せるよう取り組んでまいりたいと思います。また、今後もヤマハと連携して様々な取り組みを実施することで、音楽業界のさらなる発展を目指してまいります。

ヤマハ 研究開発統括部長 池田雅弘氏コメント

今回のオーディオストックとの連携をはじめとして、このデータ時代において世の中の資産をうまく活用し、AI関連技術をはじめとする先端技術研究に、よりスピーディーに取り組んでいきたいと考えています。今後も音楽クリエイターの皆様、また音楽コンテンツ流通サービスの各社との様々な取り組みを通して、先端技術開発を推進し音楽文化をとりまく人々の豊かな発展への貢献を目指してまいります。