音声プラットフォーム「Voicy」が27.3億円を調達、会員数は前年比2倍の約150万人
音声プラットフォーム「Voicy」を運営するVoicyは、第三者割当増資による総額27.3億円の資金調達を実施したと発表した。今回の調達により、累計調達額は36億円となった。
グローバル・ブレイン、電通ベンチャーズ2号ファンド、千葉道場ファンド、西野亮廣氏、田端信太郎氏の既存投資家に加え、新規でSKIYAKI、阪大ベンチャーNVCC1号投資事業有限責任組合、PR TIMES、まぐまぐ、みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合、伊藤羊一氏、中島聡氏ほか、海外投資家や国内投資家、ユーザーであるVoicyのパーソナリティなど個人投資家を引受先としている。
設立7年目を迎えた2022年、Voicyの会員登録者数は前年比2倍の約150万人となり、チャンネル数は1,600を超えた。また、企業スポンサーやプレミアムリスナー機能などを通じて1ヶ月の収益が900万円を超えるパーソナリティも生まれ、流通総額は前年比約4倍となっている。音声の法人利用も増えており、ブランディングの一環などで音声活用をしたことのある企業は174社にのぼる。Voicyで音声発信をするテレビ・新聞・雑誌・Webなどのメディアは72チャンネルとなり、ニュースやコンテンツを届けている。
Voicyは、「音声とテクノロジーで、人々にとってワクワクする豊かな未来へ変えていきます」と伝えている。