TVer、アプリ累計DL数5000万突破 ティーン層の利用拡大・MUBは前年比171%に
TVerは7月22日、民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」のスマートフォン・タブレットアプリ、コネクテッドTVを合わせた累計のアプリダウンロード数が5000万ダウンロードを突破したことを発表した。
TVerが2020年3月より、数か月ごとに500万ダウンロードのペースで急伸し、この度2022年7月、5000万ダウンロードを突破した背景には、ローカル局を含めた配信番組数の増加、「NOW ON TVer」を銘打った民放5系列のリアルタイム配信(地上波の同時配信)のプロモーション効果のほか、コロナ禍によりOTTサービス(ネット動画配信サービス)が急速に成長する中で、TVerの良質で安心安全なテレビコンテンツを楽しむという視聴スタイルがユーザに浸透したことが挙げられる。
2015年10月に誕生し、まもなく7周年を迎えるTVerの認知率は過去最高値の66.1%(2022年4月「無料動画配信サービス及び TVerに関する調査」マクロミル調べ/調査対象:全国15〜69歳男女・無料番組配信サービスを月に1回以上の利用者)となり、中でもティーン層(男女15〜19歳)が女性85.4%、男性68.2%と高い認知率が特徴だ。
2022年4月以降のレギュラーの見逃し配信番組数は500番組を超え、バラエティを中心とした配信オリジナルコンテンツ、また特定のエリアでしか視聴できなかったローカル番組も拡充している。バラエティは番組によってティーン層の視聴割合が高く、2022年6月のティーン層のMUB(Monthly Unique Browsers:月間ユニークブラウザ数)は前年同月比171%となるなど、ティーン層の利用拡大が顕著となっている。
TVerの様々なコンテンツ拡充により、若年層におけるテレビコンテンツの視聴機会の促進と、利用拡大に繋がったと考えられる。