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ぴあ、22年4月〜6月期は黒字転換 音楽公演など大型案件開催でチケット販売が好調に推移

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ぴあ

ぴあは8月12日、2023年3月期第1四半期の連結業績(2022年4月1日〜2022年6月30日)を発表した。

当第1四半期連結累計期間における同社グループの連結業績は、音楽公演の全国ツアーや大規模フェス、プロスポーツの国際大会等の大型案件が続々と開催され、特にインターネット経由でのチケット販売が好調に推移しました。「収益認識に関する会計基準」を適用しなかった場合の売上高は482億円規模となり、コロナ影響を受ける以前の2019年度を上回る売上水準となった(2019年度の第1四半期業績は、連結売上高459億800万円)。またメディアコンテンツ事業においても、『ジェイソン流お金の増やし方』が電子書籍を含め累計50万部を超えるヒットとなり、業績に貢献しました。以上に伴い、営業損益、経常損益、親会社株主に帰属する四半期純損益の全てにおいて黒字化を達成した。また、営業損益及び償却前営業損益では、昨年の第3四半期以来、3四半期連続の黒字を計上し、業績回復基調を持続している。更に、営業キャッシュ・フローも着実に好転しており、現預金残高も250億円を越える水準となっている。

以上の結果、同社グループの第1四半期の連結業績は、売上高75億7,700万円(前年同四半期は売上高47億4,300万円)、営業利益2億2,100万円(前年同四半期は営業損失11億5,400万円)、経常利益2億600万円(前年同四半期は経常損失11億6,000万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億9,200万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失11億7,900万円)となった。

主な事業

  • イベント
    • プロ野球公式戦
    • Mr.Children
    • LADY GAGA
    • Perfume
    • リポビタンDチャレンジカップ2022
    • ROCK IN JAPAN FES.2022
    • SEKAI NO OWARI
    • Fantasy on Ice 2022
    • JO1
  • 商品
    • 『ジェイソン流お金の増やし方』

2023年3月期の業績予想は、売上高350億円、営業利益7億円、経常利益4億円、親会社株主に帰属する当期純利益を従来予想3億円から9億5,000万円に修正する。

修正の理由として、同社の連結子会社であるぴあネクストスコープについて、同社保有株式の一部を朝日新聞社および日本アジア投資に譲渡することに伴い、6億5,000万円の特別利益の計上が見込まれることによるものとしている。

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