NexTone、22年4月〜6月期の著作権等管理事業は増収増益
NexToneは8月10日、2023年3月期第1四半期の連結業績(2022年4月1日〜2022年6月30日)を発表した。
当第1四半期連結累計期間の経営成績について、売上高は20億946万円(前年同期比118.5%)、販売費及び一般管理費において役員報酬制度の改定に伴い役員退職慰労金制度を廃止し打ち切り支給を行うにあたり、内規に基づく廃止時点までの要積立額を引き当てたことによる一時的な人件費増加により営業利益は9,623万円(前年同期比66.7%)、経常利益は9,664万円(前年同期比66.9%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6,589万円(前年同期比66.5%)となった。
著作権等管理事業について、ストリーミング音楽配信市場と動画配信サービス市場の伸長に加えて、管理楽曲・取扱原盤が順調に増加したこと等により、著作権使用料徴収合計額及びデジタルコンテンツディストリビューション業務の売上が堅調に推移した結果、売上高は19億4,931万円(前年同期比119.7%)、セグメント利益は3億4,178万円(前年同期比116.4%)となった。
キャスティング事業について、感染症拡大防止のため、当事業で取扱いを予定していたライブビューイング等一部の案件において実施の見送りや規模縮小が余儀なくされ、感染対策を行ったうえでのライブビューイング、ライブ配信コーディネート、楽曲ブッキング等のコンテンツ利用促進コーディネート等、Withコロナにおけるサービス提供を実施したものの、売上高は4,211万円(前年同期比91.8%)、セグメント損失は199万円(前年同期は569万円の利益)となった。
2022年3月期の連結業績予想は、5月13日発表のものを据え置いた。