ローランド、創業50年を記念して浜松市立小学校97校にデジタルピアノを寄贈
ローランドは、創業50年を記念した地域貢献活動として、静岡県浜松市の市立小学校全校(97校)にデジタルピアノ「F701」を寄贈することを発表した。各校への寄贈予定時期は、2022年9月中旬より順次としている。
ローランドでは、社会全体のサステナビリティ向上に貢献する方針のもと「教育・芸術活動への支援」を重要な活動テーマとして掲げている。これは、次世代のミュージシャンやクリエーターの育成のみならず、教育機関や慈善団体への支援・協賛を行い、音楽を通じた心の育成に貢献することで、未来に向けた音楽文化の発展と豊かな社会の実現を目指すもの。
1972年に大阪市で創業したローランドは、その翌年に浜松市に工場を開設。以降、多くの開発・製造拠点を浜松に構え、革新的な電子楽器を世界に送り出してきた。2005年には本社を浜松市に移転し、名実ともに浜松の企業として、市の行政、地域の企業や市民の支援を得て、今年創業50年を迎えた。
その感謝の意を込めて、浜松市内の市立小学校(97校)に同社のデジタルピアノ「F701」を寄贈する。美しいピアノの音色での演奏やアプリと連携した練習など、多彩に楽しめるF701を教育活動に役立てることで、児童が充実した学校生活を過ごしてもらいたいと伝えている。
ローランド 代表取締役社長 ゴードン・レイゾン氏 コメント
浜松市および市民の皆さまには、日頃から同社をご支援いただき心より感謝申し上げます。創業50年という記念すべき年に、長きにわたり深い絆を築いてきた浜松市、そしてその未来をつくる子供たちにローランドのデジタルピアノをお届けできることは、とても光栄であり、嬉しく思います。さまざまな楽しみ方ができるローランド・ピアノの可能性に直接触れ、音楽の喜びを感じて頂けることを願っています。
私自身、今年3月に代表取締役社長に就任し、浜松市北区で暮らしています。この街の美しい自然、活気あふれる人々や産業に大変魅力を感じています。そして、この「音楽の街 浜松」とともに、心を豊かにする音楽の力で、これからも創造的な未来をデザインしていく所存です。引き続きご支援をいただきますようお願い申し上げます。