ビクター、YouTube上での所属アーティストおよび管理楽曲の収益向上のためVobile Japanの「RightsID」サービスを採用
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントは9月1日、YouTube上での所属アーティストおよび管理楽曲の収益向上のためVobile Japanが提供する「RightsID」サービスの採用を発表した。
今回、採用されたVobile Japanの「RightsID」サービスは、YouTubeが提供する「Content ID」というコンテンツ特定機能と連携して働くが、「Content ID」が使うコンテンツのサーチ技術とは全く異なるAI技術を活用したサーチ技術を用いることにより、さらに多くのYouTube上の引用コンテンツを発見・特定することができる。同社は、「RightsID」サービスの持つこの機能を高く評価し採用にいたった。
コロナ禍を経て、動画サービスにおけるUGC(User Generated Content:ユーザー生成コンテンツ)が増えたことで、UGCをきっかけとして楽曲およびアーティストが認知される機会が増えている状況を踏まえ、同社はYouTube上での楽曲利用についてより正しく収益化を進めることで、クリエイターへの分配を強化していくとしている。