LINE、LINE MUSICの株式取得および連結子会社化を発表
LINEは、音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」を運営するLINE MUSICの普通株式の一部をソニー・ミュージックエンタテインメント(以下SME)、エイベックス・デジタル(以下ADG)、ユニバーサル ミュージック(UM)より取得することを9月28日に合意し、LINEの連結子会社となることを発表した。
LINE MUSICは、音楽市場のさらなる発展と活性化を目指し、2014年12月にLINE、SME、ADGの三社共同出資により設立された新会社であり、2015年6月にはUMが資本参加した。2021年3月に、LINEとZホールディングス(以下ZHD)が経営統合したことで、LINE MUSIC では、ZHDグループとの連携を深めてきた。
LINE MUSICをLINEの連結子会社とすることで、今まで以上にグループ間のシナジーや連携を創出する。株式取得後の出資比率は、LINEが50.0%となり、SMEが29.0 %、ADGが15.8%、UMが5.2%となる。
また、本件とともにLINEでは、2022年11月(予定)に、LINE MUSICより、現金出資及び現物出資による約38.3億円の第三者割当増資の引受を実施、並びに、SME、ADG及びUMから追加の株式取得を実施する予定であり、引受及び株式取得後の出資比率は、LINEが60.04%となり、SMEが23.19%、ADGが12.63%、UMが4.14%となる。
LINE MUSICは、今後もより多くのユーザーが世界中の新しい楽曲・アーティストに出会えるような架け橋になるとともに、新たな機能の開発やコンテンツの獲得など、世の中に合わせた音楽ストリーミングサービスの楽しみ方を提案し、日本の音楽市場の活性化を目指していくとしている。
株式取得の日程
(1)株式譲渡契約締結日:2022年9月28日
(2)株式譲渡実行日:2022年9月29日および2022年11月(予定)