ソニーミュージックとKDDI双方のデータを活用したpovo2.0「#ギガ活」キャンペーンを開始、多様化するファンの分析でアーティストとサービスをつなぐマーケティング手法を共創
KDDI、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)、フライウィールは、音楽レーベルやアーティストプロダクションに所属するアーティストのファン層を分析し、相乗効果の高いコラボレーション企画の立案などを支援するマーケティング手法を共同開発した。
本手法活用の第1弾として、緑黄色社会のオフィシャル・モバイルファンクラブ「milestone」とpovo2.0「#ギガ活」キャンペーンを10月14日から12月28日まで実施する。
消費者の趣味趣向が多様化するなか、音楽レーベルやアーティストプロダクションは、アーティストとファンの接点や保有データだけでは、ファンの趣向や人物像をつかみきれず、ファン一人ひとりに最適なプロモーション企画を検討することが難しくなってきている。
本手法は、SMEが独自に開発したツール「GROOVEFORCE ENGAGEMENT」(ファン層の可視化ツール)によって、さまざまなアーティストのファンの属性や興味関心事項などを可視化する。その結果を踏まえ、KDDIが保有する顧客行動の統計データを用い、企業のビッグデータ活用を支援するフライウィールがデータ分析と施策導入に向けた提案を行ない、有効な施策を導き出すもの。
今後本手法を活用することで、音楽レーベルやアーティストプロダクションは、ファンの趣味嗜好が多様化するなか、所属アーティストのファンの趣味趣向を理解し、相性の良いサービスや商品との効果的なコラボレーション施策の検討、相乗効果の高いプロモーション施策の立案などが可能となる。
なお本手法を活用し、KDDIのオンライン専用ブランドpovo2.0のお客さまの趣味趣向と最も近いファン層を持つアーティストとして緑黄色社会を導き出したという。
また本取り組みは、スタートアップのテクノロジーやビジネスモデルと大企業の保有アセットを結びつけるKDDI ∞ Labo事業共創プログラムを通じて推進した。
本キャンペーンは、緑黄色社会のオフィシャル・モバイルファンクラブ「milestone」に加入中または新規加入の会員全員に、KDDIのpovo2.0で利用できるデータ容量1GB(24時間有効)のプロモーションコードを毎月1回、3ヵ月間にわたり提供する。さらに、期間中povo2.0へ加入した人には、データ容量1GB(24時間有効)の初回キャンペーンコードもあわせて提供する。これにより、移動中や外出中でも気兼ねなく、ファンクラブのコンテンツを楽しめる。