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ソニー・ミュージックソリューションズ、BD用の原盤製造装置を使用したプラネタリウム投影恒星数約12億個以上を実現する超精密恒星原板「GIGAMASK」を国内初導入

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ソニー・ミュージックソリューションズ(SMS)は大平技研と、Blu-ray Disc用の原盤製造装置(PTM)を使用した、プラネタリウムの投影恒星数では世界最多となる、約12億個以上を実現する超精密恒星原板「GIGAMASK」を共同開発し、国内で初めて神奈川・はまぎん こども宇宙科学館に導入する。

PTMとは、Blu-ray Discに代表される大容量高密度光ディスクマスタリング技術を駆使したディスク原盤製造装置「PTR-3000」。SMSでは、PTMによる光ディスク製造技術を提供している。

SMSは、世界のBlu-ray Disc業界を牽引してきたが、更なる技術開発を進め、光ディスクで使用されるらせん形状(光ディスクピット)のみならず、任意の微細形状(ナノパターン)の加工に成功した。本技術により世界最小となる直径180nm(180ナノメーター=10万分の18mm)という極微穴の加工が可能となり、1等星から20等星までの微光星を正確に再現することで、全天に映し出される星の数はおよそ12億個に達するとのこと。また本技術は、今後、医療、光学部品等の微細加工への応用が期待されるとしている。