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音楽の鑑賞方法は「動画サイト」が最多、サブスクサービスは5割が利用中 人気は「Spotify」〜Appliv TOPICS調べ

ビジネス レポート

ナイルが運営するおたすけスマホ情報サイト「Appliv TOPICS」にて、10月13日から10月20日の期間中、15歳〜69歳の男女1,329人を対象に音楽鑑賞に関するアンケート調査を実施した。

音楽はYouTubeで聴く。10〜20代はサブスクサービスの利用も多い

「普段、音楽をどのように聴いていますか?(複数選択可)」の質問で、最も多かったのはYouTubeなどの「動画共有サイト」。回答者の約半数が利用していた。次いで多いのは、2位「テレビ」、3位「CDを買う」、4位「定額制音楽配信サービス」。CDの売れ行きが減少しているという話を耳にすることもあるだろうが、総合ではまだ定額制音楽配信サービスやダウンロード購入よりも利用者が多いようだ。

年代別で見てみると、どの年代も最も回答が多かったのは「動画共有サイト」。特に10代は7割弱が利用しており、他の年代よりも割合が高い。一方で「テレビ」「ラジオ」は50代60代の利用者が多いのが特徴的だ。

10〜30代で2番目に回答が多かったのは「定額制音楽配信サービス」だったが、40代以上では「テレビ」「CDを買う」が「定額制音楽配信サービス」を上回っていた。

過半数が定額制音楽配信サービスの利用経験あり

定額制音楽配信サービスの利用経験の有無について調べたところ、過半数が利用経験あり。現在利用中の人は無料サービス、有料サービスあわせて49%だった。

「無料サービスを利用中」「有料サービスを利用中」「無料・有料どちらも利用中」と回答した人の割合を年代別に見てみると、10代が最も多い68.02%。20代も63.51%と過半数を占めている。年代が上がるほど割合は減っていき、30代と40代は約半数、50代以上は3割程度だった。

人気の音楽配信サービスは「Spotify」

定額制音楽配信サービスの利用経験者750人の現在利用中の定額制音楽配信サービスを調べたところ、1位「Spotify(スポティファイ)」218人、2位「Apple Music」164人、3位「Amazon Music Prime」156人、4位「YouTube Music」130人、5位「LINE MUSIC」116人だった。

「Spotify」は各年代からバランスよく利用されている。「Amazon Music Prime」「YouTube Music」は30代以上の割合が、「Apple Music」LINE MUSICは20代以下の割合が多くなっているのが特徴だ。特に「LINE MUSIC」は10代が40.5%、20代が30.2%と、約7割が20代以下と極端な比率になっている。

定額制音楽配信サービスを選ぶ基準は「料金」と「曲数」

定額制音楽配信サービスの利用経験者750人に「定額制配信サービスに加入するときの決め手」を質問したところ、最も多かったのは「料金」。7割弱の人が月額料金を重視していた。次いで多いのは「楽曲の配信数」「好きなアーティストの楽曲充実度」。何を聴けるのか、どれだけ聴けるのかが選ぶ基準となるようだ。

反対に「口コミ」「オリジナルコンテンツ」を選択した人は1割以下だった。最近は独占配信のポッドキャスト番組を打ち出しているサービスも多いが、そこに対する需要はまだ高くなさそうだ。

調査概要

調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年10月13日〜2022年10月20日
調査委託先:ジャストシステム
調査対象:全国の10代〜60代男女
サンプル数:1329人

性別

男性:663人
女性:666人

年齢

15〜19歳:222人
20〜29歳:222人
30〜39歳:222人
40〜49歳:219人
50〜59歳:222人
60〜69歳:222人

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