ACC、第8回クリエイターズ殿堂に山下達郎ら9氏を発表
ACCは、「第8回クリエイターズ殿堂」の選考会を10月7日に行い、伊藤 佐智子、岡 康道(故人)、柿本 秀二、國房 魁(故人)、高崎 勝二、早川 和良、福本 ゆみ、三浦 武彦、山下 達郎の9氏を殿堂入りに決定。11月2日に開催のオンラインイベント「TOKYO CREATIVE CROSSING」にて発表した。
山下 達郎氏は、1953年東京都出身。1975年、シュガー・ベイブとしてシングル「DOWN TOWN」、アルバム「SONGS」でデビュー。ACCは選考理由について、「JR東海『シンデレラエクスプレス』の『クリスマス・イブ』のメロディから90年代は始まったと言って良い。そして、それは今でも続いている。音楽のCMに与えた影響で言えば、山下達郎の功績は大きい。ほかに、三ツ矢サイダー、JAL、サントリーなどCMソング多数」と説明している。
ACCではCM表現の向上に関する事業の一環として、1983年7月に「ACCパーマネントコレクション」を制定し、歴史に残る優れたCMを殿堂入り作品として選考してきた。
また、CM作品が殿堂入りすると同時に、このような優れたCMを長年つくり続けたクリエイターにも焦点を当てるべき、との考えから、2010年にACC創立50周年を記念して「クリエイターズ殿堂」を創設した。
なお、殿堂入りしたクリエイターの作品は、東京・アドミュージアム東京、神奈川・放送ライブラリーで閲覧できるようになっており、今回殿堂入りした9氏の作品についても同様に閲覧可能にする予定だ。