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フェイス、22年4月〜9月期は赤字転落

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フェイスは11月14日、2023年3月期第2四半期の連結業績(2022年4月1日〜2022年9月30日)を発表した。

同社グループの第2四半期連結累計期間の業績について、売上高は前年同期比1.2%増の72億9,900万円、営業損失は2億4,000万円(前年同期は9,600万円の営業利益)、経常損失は2億1,800万円(前年同期は2億3,400万円の経常利益)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は2億6,300万円(前年同期は5,300万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となった。

同社グループは、これまで「コンテンツ事業」「ポイント事業」「レーベル事業」の3セグメントを報告セグメントとしていたが、経営管理上の意思決定や業績区分を見直した結果、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを「プラットフォーム事業」「コンテンツ事業」の2セグメントへ変更した。

プラットフォーム事業の業績は、携帯電話向けコンテンツ配信においてキャリア公式サイトサービスの売上減少や、小売業向けポイントシステム運営プラットフォームにおいて既存加盟店向けポイント発行が減少したことにより、売上高は前年同期比19.9%減の10億6,800万円となり、セグメント損失は1億6,800万円(前年同期はセグメント利益6,600万円)となった。

コンテンツ事業の業績は、エンタテインメント市場における回復の兆しをうけ、所属アーティストの活動増加、音源使用にかかる売上の回復、また通販限定の企画商品の売り上げ増加などにより、売上高は前年同期比6.0%増の62億3,000万円となったが、大型作品の延期などによりセグメント利益は前年同期比39.2%減の1億1,200万円となった。

連結業績予想は、5月13日に開示した数値を据え置いた。